札幌・仙台のオフィスビル空室率がともに改善 三鬼商事調べ
三鬼商事はこのほど、9月末時点におけるオフィスビル最新状況を明らかにした。
それによると、札幌の平均空室率は前月比0.33ポイント悪化し10.13%だった。来年の新規供給に向けた大型解約予告や小規模なリストラに伴う返室、館内縮小などの動きがあったことが要因。しかし、募集賃料を見直し割安感がある好条件ビルは築年数の浅いビルでは引き合いが増え、成約や入居が進んでいる。
また、仙台の平均空室率は同0.25ポイント悪化の12.84%。周辺オフィス地区で撤退、分室閉鎖などの動きがあったものの、リストラによる影響は落ち着いた。しかし、駅前地区や一番町周辺地区で大型募集が相次いで開始され、ビジネス地区の空室在庫が増加し、空室率悪化の要因となった。募集賃料見直しにより割安感が出てきたビルでは引き合いが強まっているが、景気低迷が続いており、仙台のオフィス市況の先行きは不透明感が強くなっている。













