歴史、自然、文化を大切に守る 「まちなみシンポジウム」開催
住宅月間中央イベント「まちなみシンポジウム」(主催・住宅生産振興財団、日本経済新聞社)が10月24日、東京・水道橋で開催された。今年のテーマは、「美しく快適な『住まいとまち』のつくり方・育て方」で、住まいづくり・街づくりに取り組む団体の実例から学んだ。
同日は、団体の代表者がその軌跡と展望などを発表したあと、パネルディスカッションを行った。コーディネーターは、計画技術研究所所長の林泰義氏。発表したのは、「向島学会」山本俊哉理事、「玉川まちづくりハウス」小西玲子運営委員長、「谷中学校」椎原晶子代表。いずれも街づくりに10年以上貢献してきた団体で、歴史や自然、文化を大切に守りながら新しい何かを模索している。
パネルディスカッションでは、次のような意見が出された。山本氏、「向島に来て学んでもらい、その人たちの知恵を都市再生に生かす。知の集積を図る」。小西氏、「玉川の場合、後から入ってきた人は富裕層が多く、環境に関心が強い。環境というキーワードで新しい人たちをうまく取り込んでいける仕掛けを」。椎原氏、「大規模マンション計画で高さを低くしてもらう合意をした。目の前に大きな問題がないと事前には立ち上がりにくい」。













