島田慶大教授、ジャパン・ホーム・ショーで特別講演
内閣府特命顧問を務める島田晴雄慶応大学教授が11月21日、東京・有明で開催中のジャパン・ホーム・ショーにおいて特別講演を行った。演題は、「メガトレンドの変化と住宅産業の構造改革」。
島田教授は、金融・財政政策が通用しなくなった日本の現状を説明しながら、「この国の経済に展望が持てるか」と問題提起し、働く人・お金・技術・土地といった諸外国と比べても優れた経済資源を持っていることを改めて強調。こうした資源を持っていながら、「現在日本人として暮らして良かったというものがない」現実に対して、21世紀型の産業は、「心の底から欲しいと思っているサービスを提供することだ」と述べた。
その上で住宅産業に視点を移し、既存住宅の流通市場を整備や優良賃貸住宅の普及、住宅に関する情報の大切さなど、多くのテーマについて興味深い話をした。
例えば、住宅が買った値段で売れることで高齢になった時の不安が解消される。そのために、既存住宅の流通市場を整備することが大切となる。メーカーなどがまちまちな基準で標準化されない住宅を作ることは流通の妨げとなる、などと指摘した。













