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東京都心5区のオフィスビル空室率が1年ぶりに8%を下回る 三鬼商事調べ

 三鬼商事は4月8日、3月末時点の都心5区のオフィスビル空室率を発表した。それによると、大型新築ビルで成約や内定の動きが見られ、1年ぶりに空室率が7%台に改善した。
 平均空室率は7.98%(前年同月比0.20ポイント改善)だった。大企業の統合や移転の動きが活発で、大型新築ビルや好条件の大型既存ビルではテナント企業からの引き合いが多かったため。
 大型新築ビルの空室率は7.94%(同6.76ポイント改善)だった。大企業の成約や内定の動きが見られるなど募集状況は順調で、年内に完成予定の大型ビルへの引き合いも強く、竣工前から高稼働を予定するビルが増えてきている。大型既存ビルは7.98%(同0.20ポイント悪化)だった。大企業の統合や集約に伴う解約予告の影響などから、募集面積が増加した。
 平均賃料は1万7758円(同7.39%下落)。大企業の統合や集約に伴う需要は堅調だが、テナント獲得競争が激化しており、家賃相場の弱含みが続いている。大型新築ビルは2万5376円(同5.84%下落)。テナント企業の要望から賃料を下げるビルも多く、募集賃料と成約賃料に格差が生じている。大型既存ビルは1万7465円(同7.46%下落)だった。好条件の揃わないビルでは募集賃料を見直す動きが引き続き見られ、小幅な下落が続いている。

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