東京都心5区のオフィスビル空室率、改善基調続く 三鬼商事調べ
三鬼商事は6月10日、5月末時点のオフィスビル空室率を発表した。それによると、都心5区のオフィスビル空室率は千代田区や港区、渋谷区で大型既存ビルの成約の動きが見られ、3カ月連続で7%台となった。
平均空室率は7.29%(前年同月比1.21ポイント改善)だった。大型新築ビル、大型既存ビルともに大企業の成約や内定が進み、景況感の改善から拡張移転するケースも見られるなど、3月から進む改善傾向がさらに鮮明になってきている。
大型新築ビルの空室率は6.03%(同10.23ポイント改善)だった。調査対象となるビル36棟のほとんど満室や高稼働しており、また、年内に完成予定のビルの募集も順調に推移している。
大型既存ビルの空室率は7.32%(同0.68ポイント改善)。千代田区、港区で大型ビルの成約や内定が相次ぎ、3カ月連続の改善となった。
平均賃料は前月比1.59%下落の1万7669円だった。景況感の改善を反映し、大企業の移転の動きが見られ、テナント誘致競争に厳しさが感じられる。好調件のビルでは募集賃料の調整が進み、成約や内定が続いている。













