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ヒートポンプ式給湯機の市場規模を2.2倍と予測 富士経済

 富士経済(東京都中央区、原務社長)はこのほど、住宅設備機器、建材の市場動向や次世代住宅対応部材の開発・販売動向などをまとめた報告書「2004年版 住設建材マーケティング便覧」を発表した。それによると、2003年の市場規模は住宅設備機器市場が2兆4172億円、建材市場が2兆3234億円だった。また、2005年の市場規模は住宅設備機器が2兆6536億円(03年比110%)、2兆2583億円(同97%)と予測している。
 分野別に見ると、住宅用太陽光発電システムやホームエレベータなどのソーラー・電気設備分野の2003年市場規模は898億円で、05年には03年比154%の1383億円に拡大すると予測している。住宅用太陽光発電システムは、自治体の補助政策や消費者の省エネへの関心の高まりを背景に、順調に市場を拡大している。
 食器洗浄乾燥機やビルトインコンロ、浴室暖房乾燥機などの水回り関連機器分野は1580億円で、05年には同129%となる2031億円を予測している。食器洗浄乾燥機はユーザーの認知度が高まり、製品の機能性もアップしていることなどが要因。
 ガス・石油・電気給湯機、エコキュート、エコウィルの給湯機分野は3047億円で、05年には同113%となる3457億円を予測している。オール電化住宅の普及を背景に勢力を拡大するヒートポンプ式給湯機の好調さが要因。05年の市場規模は820億円と予測しており、03年の2.2倍の規模に達するとみられる。
 テレビドアホン、住宅情報盤、監視カメラ、ピッキング対策錠のセキュリティ分野は1002億円で、05年には同109%となる1089億円に達する見込み。ユーザーの防犯意識が高まり、ハウスメーカーやゼネコン、デベロッパーが住宅、マンションの差別化政策の一環として採用しており、堅調な推移を示している。
 断熱材、断熱型サッシ、樹脂サッシ、複層ガラスの断熱部材分野は1996億円で、05年には0同105%となる2095億円が見込まれる。

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