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「定借こそ『普通の』借家権」 定期借家推進協がシンポ

 定期借家推進協議会はこのほど、住宅金融公庫「すまい・るホール」で「定期借家の日記念シンポジウム」を開いた。
 第1部の基調講演会では、根本匠衆院議員が「定期借家制度改正動向について」と題して講演した。同議員は今国会での審議見通しについて触れ、「法務委員会は提出されている法案が非常に多いため、まずは反対意見がほとんどない事業用借地権の存続期間を50年まで延長させる法案から通したい。その後、定期借家権制度の改正を通す2段階方式にしたい」と述べた。
 第2部では、賃貸物件の企画・経営管理の専門家である藤澤雅義氏(アートアベニュー社長、オーナーズ・エージェント社長)が、定期借家の活用事例と共に、同制度を用いることのメリットなどを解説した。「定期借家権こそが『普通の』借家権」と語る同氏は、「『不良借家人を退去させたい』『家賃の滞納リスクを回避したい』『立ち退きトラブルを回避したい』など、オーナーが考える普通の思いを実現できるのが定借。逆に言うと、これらを実現できないのが従来の普通借家権」と言及したうえで「入居者にとっても、不良借家人が排除されやすく、入りにくくなる物件に住めることは大きなメリットだ」と双方の利益を強調した。

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