藤和不動産が上場廃止へ
マンション大手、東証1部上場の藤和不動産が、4月23日付で上場廃止になる見通しだ。2月5日、三菱地所の完全子会社になることについて合意し、株式交換契約を締結したことによるもの。
これまで両社は、04年12月に資本提携契約を締結し、その後08年1月には三菱地所が藤和不動産を子会社化するなど資本関係の強化を図ってきた。ただ、09年3月期の連結業績予想では、藤和不動産が380億円の最終赤字に転落する見通しを発表するなど、マンション市況の厳しさは当面続くと判断。両社の一体性を高め、事業体制を再構築していく必要があるとの方針で今回の措置となった。株式の割り当て比率は、藤和不動産の普通株式1株につき、三菱地所の普通株式0.042株を割り当てる。株式交換の効力発生日は4月30日の予定。
藤和不動産では、「(財務基盤の安定を目的とした)完全子会社化を通じて当社の信用力が強化されると共に、安定した事業展開が可能になる」としている。













