私募ファンドの運用資産額が縮小 住信基礎研調査
住信基礎研究所がこのほどまとめた09年1月時点の「不動産私募ファンド」に関する実態調査によると、これまで順調に拡大を続けてきた市場規模は13.2兆円と、半年前の調査時点からほぼ横ばいであるものの0.3兆円縮小した。資産規模が縮小したのは03年の調査開始以来初めて。
同社では、金融市場の低迷が、取得における借入の厳しさに拍車をかけ、不動産売買の取引量が著しく減少し、私募ファンドの運用資産残高の伸びに歯止めをかけたと見ている。
この調査結果には外資系運用会社によるファンドの資産額は含まれていないが、その資産総額は同様の傾向にあると推測されている。
金融市場が不動産市場に与える影響として、最も回答が多かったのは、「流動性が低下し、不動産取引量が減少した」で、「貸し渋りによりデット調達が困難」が続いた。
現在のような融資姿勢がいつまで続くかについては、09年内が53%、10年内が31%、11年内が16%で、それ以上との回答はなかった。













