「減額改定」へシフト、厳しさ続くビルの経営環境 CBRE総研調べ
シービーリチャードエリス総合研究所(CBRE総研)が4月27日に発表した「オフィスビル賃料改定動向(2009年)」によると、2009年は「減額」の賃料改定が3大都市で顕著となり、ビルオーナーの厳しい経営環境が浮き彫りとなった。
それによると、東京23区、大阪市、名古屋市では平均賃料改定率が揃ってマイナスを記録した。東京23区はマイナス2.8%(前年対比9.3ポイント低下)となり、2004年以来5年ぶりのマイナスとなった。大阪はマイナス6.2%(同6.1ポイント低下)。名古屋は、2000年以降で最も低いマイナス7.1%(同4.3ポイント低下)にまで低下し、3都市とも前年と比較して大幅な低下となった。
賃料改定パターンの構成比をみると、東京23区は「据置」51.2%、「減額」改定38.6%、「増額」改定10.2%だった。大阪、名古屋では「減額」改定の割合が最も高く、大阪の「減額」改定は50.5%、名古屋は同62.6%となっている。
この調査は2009年に賃料改定が行われたオフィスビルの賃貸借契約について、全国のビルオーナー・テナントから約1200の回答を集計した。













