東京23区・大規模ビルの供給見通しは弱含み、分散傾向も 森トラスト調べ
森トラストがこのほどまとめた東京23区の延べ床面積1万平方メートル以上の大規模オフィスビル供給量調査によると、2010年の供給量は83万平方メートルにとどまり、2008年以降3年連続で過去20年の平均値109万平方メートル/年を下回る見通しだ。着工の遅れから下振れする可能性もあるとする2011年、2012年にはそれぞれ146万平方メートル、168万平方メートルと増加するものの、2013年は再び供給抑制に向かうとしている。
また、減少が続く都心3区の供給量を見ると、2010年から2013年は、2006年から2009年実績比で7割程度に減少することが見込まれるため、都心の好立地ビルの希少性は今後一層高まると分析。
地区別では、八重洲・日本橋・京橋がある中央区が供給増となる一方、千代田区・港区のシェアが低下。都心3区以外でも、「臨海」で供給が増加する江東区、「西新宿」「新宿」で増加する新宿区のシェアが大幅に上昇するほか中野区でも供給増が見込まれるなど、供給エリアの分散傾向がうかがえるとしている。













