アライ・アーキテクツ、国際設計コンペで最優秀賞 アルメニアで開催
東京・渋谷に東京オフィスを置く設計事務所、ARAI ARCHITECTS(アライ・アーキテクツ、新井清一代表=京都精華大学教授)は、5月下旬にアルメニアの首都エレバンで行われた複合施設建設の実施設計コンペで、最優秀賞を獲得した。新井氏は、「大変光栄なこと。短い期間の中で尽力してくれたスタッフには、感謝の気持ちで一杯だ」と話している。
同コンペは、市街を一望する丘陵エリアの敷地を舞台に開かれた。5ヘクタールの敷地にホテル、住宅、オフィス・商業施設の複合施設を開発するプロジェクト。世界中から1145チームが登録し、275チームが実際のコンペに参加した。
図面選考により最終プレゼンに選ばれた6チームは、フランス、ロシア、オーストリアなど多彩な顔ぶれ。その中で、アライ・アーキテクツの作品は、ホテル棟をシンボリックにプランし、胸から両手を扇型に広げたような建物設計で「街を歓迎する」という気持ちを表現。また、同国の象徴ともいえるアララト山を借景の一部としたガーデンプランも高い評価を得た。
ホテルの高さは101メートル、延べ床面積3万5000平方メートル・全300室。住宅棟は分譲・賃貸合わせて1500戸で、広さは60~120平方メートル。オフィス・商業の延べ床面積は1万5000平方メートルだ。パーキングも9万平方メートル確保した。全体の延べ床面積は約30万平方メートルに及ぶ。
今回の開発は、首都エレバンの将来構想において、象徴的なプロジェクトとしてとらえられているという。3~4年後に竣工する予定だ。













