コミュニティはマンション適正管理の土台 国交政策研究所・報告書
国土交通政策研究所はこのほど、マンションの適正な維持管理に向けたコミュニティ形成に関する研究の報告書を公表した。研究は2008~2009年にかけて実施。管理組合を対象にしたアンケートなどを通じて、コミュニティと維持管理との関係などをまとめた。
アンケートは全国の分譲マンション管理組合3150件に対して実施。1094件の回答を得た。この調査では、あいさつなど日常的なコミュニケーションが多いほど、管理組合運営上の課題を抱えにくく、かつ課題への対応が行われているという結果が示されている。
コミュニケーションの程度別に、管理組合運営上の課題として多くの組合が挙げる「組合活動に無関心な区分所有者の増加」が課題になっているかを調べると、コミュニケーションの程度が「低い」組合は53.8%が「課題を抱えている」と回答。一方、コミュニケーションの程度が「高い」組合のうち、「課題を抱えている」組合は、30.6%にとどまった。同様に、多くの管理組合が課題として挙げる「区分所有者の高齢化」について、コミュニティが活発なマンションは52.2%が「支援・対応あり」と回答。活発でないマンションでの「支援・対応あり」は15.4%にとどまった。













