「ハ会」第3回テーマは「賃貸」 ストック供給過剰の打開策 「再投資に優遇を」
不動産・建築業界の有志が日本の住宅市場を考えるシンポジウム「ハ会2010ニッポン住宅維新会議」が、東京・渋谷のシダックスホールで開かれた。第3回目となる今回のテーマは「賃貸上等w」。不動産・建築業者、家主など約100人の来場者のほか、動画中継やツイッターでも全国から常時意見を募り、視聴者参加方式で議論を盛り上げた。
まず、リクルート住宅総研の矢部智仁氏が賃貸市場の現状を解説。住宅の空き家率13.1%(08年)の内訳は賃貸物件が50%強を占め、実数にして約409万戸に達すると指摘した。
これを受け、「新築供給を続けるか否か」などを論点に14人のパネラーが討論を開始。賛成派からは「ゼロから建物を作る喜びがあるはず」などの声が挙がった。一方、反対派の意見は「ストック過剰のツケを払う時が必ず来る。早目に手を打つ方がいい」など。具体的には、新築の税制優遇を見直し、既存住宅の再投資に財源を回す案が出された。
次回のテーマは「人・街・住まい・都市」、10月25日に開催予定。













