投資

シーラ ブラックロックが組成する私募ファンドの投資案件へ出資

 シーラホールディングス(東京都渋谷区)の連結子会社、シーラテクノロジーズ(同)は6月12日付で、世界最大の資産運用会社であるブラックロック・グループが、日本国内で新たに組成した不動産特化型私募ファンドが手掛ける投資案件に出資した。東京・大阪エリアに所在する計7物件を対象としており、主に民泊用途での活用が予定されている。 一部物件については、民泊運営に特化した企業「Dash Living」が運営を担う予定。出資額及び出資比率等は非開示。

 シーラホールディングスグループはこれまで、開発・管理を担うシーラ(シーラテクノロジーズの子会社)を通じて、ブラックロックのリアルエステート部門が運用する私募ファンドに対し、自社ブランドマンション「SYFORME」シリーズ5棟を譲渡してきた。

 2024年に立ち上げた新ブランド「SYFORME NEXT」の第1弾物件である「SYFORME NEXT MUKOJIMA」は、同ファンドよりプロパティマネジメント(PM)業務及び建物管理業務(BM)を受託している。「SYFORME NISHI-SUGAMO」でも、ペット共生型マンションとして同ファンドに譲渡するなど、ブラックロックとの協業体制を強化してきた。