投資

フォーカス社、伊藤忠系列リート100物件にデジタルサイネージ提供

 情報通信のフォーカスメディアジャパン(東京都千代田区)は5月19日、伊藤忠グループのアドバンス・レジデンス投資法人が保有・運用する賃貸マンション「RESIDIA(レジディア)」の約100物件を対象に、同社のエレベーターサイネージメディアを導入することが決まったと発表した。首都圏に展開する同ブランド物件の約9割に相当する。デジタルサイネージの導入にとどまらず、同投資法人の資産運用会社である伊藤忠リート・マネジメントおよび建物管理会社と連携し、AI(人工知能)などの最新技術を活用したサイネージコンテンツを提供する。

 フォーカス社によれば、エレベーターホールという「必ず目にする」場所に、高品質なデジタルサイネージを無償提供し、施設からの情報発信を遠隔で簡便に行えるウェブ管理システムや、天気・地域情報・生活に役立つトピックを配信する多彩なコンテンツ設計を特徴にしているという。

 居住者が求める情報が高度化と多様化が進んでいることや、都市インフラの老朽化、ゲリラ豪雨・地震等の災害リスクも踏まえて有事における正確で即時性のある情報提供の重要性に対応する。