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グループの工事会社を吸収合併、JLL

 不動産サービス大手のJLLは5月22日、同社子会社で工事の設計・施工・監理などを手掛けるジョーンズ ラング ラサール コンストラクションズ(JLLC)を吸収合併すると発表した。これによりJLLは、包括的な開発プロジェクトマネジメントの提供につなげる。7月1日付で吸収合併する。

 JLLでは、主要サービスの一つとして、国内外の企業にオフィスや物流施設、ホテルなどの開発プロジェクトマネジメントを提供している。2012年に建設業認可を受けたJLLCを設立し、工事の設計、施工、監理及び請負のサービスを提供してきたが、より効率的かで迅速なプロジェクトマネジメントが求められていることを受けて対応する。

 吸収合併の利点は、①複数の工事の設計、施工、監理及び請負関連の契約を一本化することが可能、➁プロジェクト管理と工事の設計、施工、監理及び請負を同時に行うことで全体のスケジュールや建設コストを適正化し、効率的なプロジェクトを実現、③世界80カ国で展開するJLLの施工ネットワーク活用できる。