投資

JR東日本、アセット多様化で初の物流施設運用を開始

 JR東日本不動産投資顧問は7月7日、アセットマネージャーとして、「T-LOGI綾瀬」、「T-LOGI鶴ヶ島」の物流施設2物件の運用を開始したと発表した。東京建物が開発した物流施設「T-LOGI」を、東京建物不動産投資顧問との共同アセットマネジメント形式で取得する。JR東としては初の物流施設運用となる。

 「T-LOGI」は、全国の中核物流拠点で展開される環境配慮型を特徴とし、再生可能エネルギーを活用する。綾瀬の物件は、地上4階建て延べ2万5068平方メートルで、東名自動車道「綾瀬」スマートICから約2.6キロメートルに位置する。

 鶴ヶ島の物件は、地上4階建て延べ2万3405平方メートルで、関越自動車道「鶴ヶ島」ICから約4.1キロメートルに位置する。

 JR東は、これまでオフィス、商業施設、住宅などを中心とした不動産の運用を通じて、安定した収益の確保と投資家価値の最大化を図ってきたが、アセットタイプの多様化・拡充につなげて幅広い投資ニーズに応える運用体制を強化する。