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自動車部品メーカーの三桜工業が古河市と連携しコワーキング開設

 自動車部品の製造を主力事業とする三桜工業(東京都渋谷区、竹田玄哉社長)は5月6日、茨城県古河市でコワーキングスペース「COKOGA OFFICE(ココガオフィス)」を開設する。23年6月に同市と締結した「地方創生に向けた包括連携に関する協定」に基づく取り組みの一環で、「働きやすく、住みやすい、魅力のあるまちづくり」(同社)を目指し、多様化する働き方への対応や地域内外の幅広い主体同士の交流・共創の促進により、同市の地域活性化を図る。

 新施設はJR古河駅から徒歩2分の立地で、5階建ての建物1棟を使用した大型コワーキングスペース。フロアにより用途やコンセプトが異なり、一般的なコワーキングスペースやシェアオフィスのほか、子供連れも利用しやすいよう「キッズスペース」や「ファミリーワーキングスペース」を用意。共用部にはカフェスペースや図書スペース、展示スペースも設けた。

 利用料金は、コワーキングスペースの一時利用が1時間当たり500円(1日最大1500円)、月額1万3000円。個人ブースは月額3万円から、シェアオフィスは同6万円から。

(写真) 新施設「COKOGA OFFICE(ココガオフィス)」の建物外観