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無料動画配信サービスを通じて集客するコツとは CONOC・オガワ

 建設DXを支援するCONOC(東京都渋谷区)と、建設業のオガワ(京都市下京区)は、セミナー「登録者1・3万人のリフォーム業者が教える、今から始めるYouTube集客のコツ」をオンラインで開催した。

 講師で、オガワのリフォームブランド「みやこリフォーム」を運営する同社営業部長の小川剣人は、「今回のセミナーを企画した段階から更に、当社のYouTubeの登録者数は1・5万人以上に急拡大している。リフォーム依頼の集客では主に、自社ホームページと、YouTube動画を活用している。動画内では、住宅設備メーカーのショールームを訪問し、キッチンなどの製品の費用や特徴など具体的な情報を紹介している。逆に、これは買うな、のようなデメリット情報を紹介するようなネガティブ情報を紹介する動画のほうが、一般的な企業広告のような動画よりも視聴する登録者の数が増えていく」と動画制作の秘訣を説明した。

 また、「当社運営のYouTubeアカウントは2020年11月に開設後、最初は知人を中心として100人程度、10カ月経過してようやく1000人に、3年後に1万人に増えた。登録者数が300人程度を超えた段階で、実際のリフォーム依頼の問い合わせが増えていった。自社広告の宣伝のような内容ではなく、消費者の役立つ情報を提供することで登録者数が伸び、実際の集客につながる」と秘訣を紹介した。

 CONOC営業マネージャーの吉田憲生氏は、同社で提供している「Web集約プラス」について、「集客率を向上させる専用ウェブサイトの制作を代行し、運営も支援する」と紹介した。
また、建設業の従来のアナログ業務のデジタル化を実現し、業務管理・書類管理・施工管理の業務の効率化や生産性の向上に期待できるクラウドサービス「CONOC」シリーズの特徴を説明した。