賃貸・管理

「雰囲気」などのニュアンスで住まい探し可能に インターセクト・東京オルガン不動産

 最新の生成AI(人工知能)技術などに強みに持つインターセクト(東京都渋谷区)は、東京オルガン不動産(東京都渋谷区)が運営する不動産・住宅情報サービス「Urban Suite」(アーバンスイート)で、大規模言語モデルを活用した新機能「AIニュアンス検索機能」の実装を支援した。

 従来の住まいに関わる検索システムは、特定のキーワードなどで物件情報を検索しており、事前に想定した特定条件に該当する物件情報は見つけやすいものの、住まい探しの検討者が求める「雰囲気」や「感覚」を反映して検索することができなかった。

 今回の新機能は、例えば、「渋谷駅から徒歩10分以内の、部屋の床が白っぽい、オートロック付きの一人暮らし向けマンション」といった、自然な言語で表現した物件に該当する情報をAIが解析し、要望に最も近い物件を提案できるようにした。利用者は直感的で柔軟に検索でき、理想に近い物件を探しやすくなる。