マンション・開発・経営

三井不、東京ミッドタウン八重洲に海外進出図るスタートアップ拠点

 三井不動産は、Techstarsとパートナーシップを締結し、スタートアップを対象としたアクセラレーションプログラム「Techstars Tokyo」を開催、12月12日から募集を開始する。Techstarsは、世界13か国36都市で活動する世界最大級の会社設立前段階で投資するプレシード投資家。「東京ミッドタウン八重洲」の4階「イノベーションフィールド八重洲」に拠点を設置する。2006年に設立され、これまでに3800以上の企業に投資し、19のユニコーンを輩出、合計時価総額は約1500億ドルに及ぶ。「Techstars Tokyo」におけるTechstarsとのパートナーシップやサポートを通じて、同社は、世界から起業家を呼び込むと共に日本からグローバル志向の起業家が巣立つことを支援する。

 同社は、ワークスペース、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)、コミュニティの3つの切り口でスタートアップの事業成長を支援する「31VENTURES」を推進しており、日本及び東京におけるスタートアップ・エコシステムの活性化に取り組んでいる。Techstarsがエクイティ方式のアクセラレーションプログラムを開催するのは日本初で、アジア圏で唯一となる。同社は「31VENTURES」において培ったノウハウやネットワークなどを通じて参加スタートアップを支援する。