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三井不、グループ保有林の炭素吸収効果などが第三者認定

 三井不動産は、1月1日付でグループ会社の港エステート(東京都中央区、山本有代表取締役社長)が北海道にもつ保有林において、一般社団法人フォレストック協会よりフォレストック認定を取得した。「生物多様性の保全」「優良な森林管理・経営」「年間2万1315トンの二酸化炭素吸収(23年1月1日認定日から起算)」に寄与していることが評価。同認定を受けている森林の中では同グループ保有林が最大規模となる。今後5年間に渡って、継続的にフォレストック協会認定の審査を受けることによって、これまで北海道庁の算定方法に基づき算出していた年間のCO2吸収量に関して、第三者認定を取得することが可能となる。

 同社グループは、「&」マークに象徴される「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、グループビジョンに「&EARTH」を掲げ、社会・経済の発展と地球環境の保全に貢献。この保全活動の一環として、北海道に約5000ヘクタール(東京ドーム約1063個分)の森林を保有し、持続可能な“終わらない森”創りに向けて、「植える」「育てる」「使う」のサイクルをまわしている。