「空飛ぶクルマ(eVTOL)」や「物流ドローン(無人航空機)」を開発するSky Drive(東京都新宿区)は、空中の移動手段を構築する「エアモビリティ事業」に関し、グロービング(東京都港区)と戦略コンサルティング契約を2月に締結した。
Sky Driveは25年に、大阪ベイエリアで「空飛ぶクルマ」のサービス開始を目指している。国内で唯一、「空飛ぶクルマ」の有人飛行試験を実現しており、官民協議会の構成員で制度設計にも関与している。30キロ以上の荷物を運搬できる「物流ドローン」は、山間部を中心として作業現場で活用されている。
グロービングは、国内外の「空飛ぶクルマ」や商用ドローン、エアモビリティサービス、UTM(無人航空機運航管理システム)などの知見を持つ。今回、SkyDriveは、グロービングが手掛けているエアモビリティ分野に関する国内外の市場・競合調査や、戦略・ロードマップの策定、各種の渉外活動、プロダクトやサービスの開発などのノウハウを得て、包括的にコンサルティングを受ける。
