住まい・暮らし・文化

アールシーコア 自然感じる分譲地形成 福岡県、長野県で宅地販売

 「BESS」ブランドでログハウス事業を展開しているアールシーコア(東京都渋谷区)は1月から、新規事業「FuMoTo」初の分譲地販売を開始。分譲地は福岡県那珂川市大字市ノ瀬で全25区画、長野県小諸市大字菱平字西丸山で全20区画。いずれも豊かな自然があり、心地よいコミュニティ形成を目指す。

 同社は五感で自然を感じ、手間を楽しむ暮らしを「梺(ふもと)ぐらし」と命名し提案してきた。「FuMoTo」事業は「梺ぐらし」に共感するコミュニティをつくるのが目的だ。「されて嫌なことはなるべくしない」「楽しいことは遠慮なく、正しいことは控えめに」といった感性や価値観、マナーを記した「梺六範(ふもとろっぱん)」に賛同した人に販売するというユニークなスタイルを取る。

 那珂川市の分譲地名は「那珂川 十入道(とおにゅうどう) FuMoTo」。昔から大切にされてきた石仏があり、そこから那珂川岸方面を「十入道」と呼んでいたことから名付けた。立地はJR博多南駅からバスで28分・徒歩1分。福岡市への通勤も可能な場所である一方、山あいの雰囲気も楽しめる。

 1月7日から販売開始。販売区画数は全25区画。1区画当たりの敷地は148~288m2。別途専有駐車場のスペースが付く。販売価格は1080万~2180万円。

 長野県小諸市の分譲地名は「小諸 梅の坂上 FuMoTo」。「梅の坂上」は地元で大切にされている梅と中心地から坂を上った先の場所という意味を組み合わせた。立地はJR・しなの鉄道小諸駅から徒歩21分。雄大な自然と風情のある景観が楽しめる。

 1月14日から販売を開始する。販売区画数は全20区画。1区画当たりの敷地は253~444m2(共有拠出分含む)。販売価格は620万~830万円。

 宅地には「BESS」ブランドに限らず、「FuMoTo」事業に賛同した地元企業の家も建てられる。建物完成後の居住者組合の設立や、コミュニティの形成もサポートする方針だ。