三菱地所レジデンスと三菱地所ホームは、新築分譲戸建て住宅ブランド「ザ・パークハウス ステージ」に、「スマートセレクト オーダープラン」を導入する。分譲住宅と注文住宅の〝いいとこ取り〟をすることで、コロナ禍で在宅時間が増え、多様化する住宅ニーズの訴求を図る。
間取りやカラー、キッチンカウンターの高さなどを無償で選べるほか、有償オプションに三菱地所ホームのオリジナル全館空調システム「エアロテック」を組み入れるなど、これまで工期の短い建売住宅では実現が難しかったサービスを導入した。
収納を増やしたプラン、リビングを広げたプランなど、自由度の高いセレクトプランのほか、最新のトレンドを取り入れ、好みのパターンを選べるカラースタイルや、身長やスリッパの高さに合わせて3種類の高さから選べるキッチンカウンターを用意した。
全館空調は、床面積100m2前後の冷暖房負荷に合わせ、低能力運転時に高効率で運転できる仕様の「エアロテックFit」を導入する。また、IHクッキングヒーターやガスレンジ、シーリングファン、非接触型の水栓などのオプションを用意した。
初弾は、千葉市美浜区の「ザ・パークハウス ステージ 稲毛海岸」(総区画数139区画、22年2月上旬竣工予定)の8区画で、既に全戸申し込み済み。第2弾は千葉県浦安市の「ザ・パークハウス ステージ 新浦安」(総区画数65区画、22年4月中旬竣工予定)の6区画に導入する。
今後は、余裕を持って工期を設定しやすい大型戸建て分譲住宅地のほか、状況によっては、竣工後に販売する物件や中小規模の戸建て分譲住宅地にも導入を進める方針だ。
