三井不動産はこのほど、事業共創を主軸とした戦略的コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)体制を構築し、新たなCVCファンド「三井不動産&イノベーションファンド」「三井不動産&フロンティアファンド」を独立系ベンチャーキャピタル大手のグローバル・ブレイン(東京都渋谷区)と共同で設立した。これにより、「新規事業創出・既存事業強化・新産業支援」を主目的として、出資先企業との事業共創を強力に推進していく。
ファンド規模は、「三井不動産&イノベーションファンド」が150億円・期間10年、「三井不動産&フロンティアファンド」が50億円・期間15年。2つのファンドを通じて、労働力不足解決、各種自動化、建築コスト抑制、オムニチャネル、エンターテインメント、エネルギー、次世代モビリティ、宇宙関連技術を始めとする幅広い成長分野に出資する。