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大分県日田市と木材利用促進協定を締結 アールシーコア

 ログハウス「BESS」を展開するアールシーコアは10月2日、大分県日田市(椋野美智子市長)と「次世代の山づくりと地方創生に向けた水郷日田の木材利用促進協定」を締結した。協定内容は、①生産業者との連携による日田産材の活用.②森林資源活用による地域の活性化.③移住・定住の促進や関係人口の増加といった、人流の創出など。

 同市は「日田杉」ブランドで知られる全国有数の木材集散地。同社は、2007年に日田地域の木材活用を開始。近年、木材のサプライチェーン構築を目指し、近年取り組みを開始した「山とつながるプロジェクト」を通じ、同地域とも連携を強化。加工や活用が難しい直径30センチ以上の大径材から製材した構造材や内装仕上げ材の商品採用などにも協同で取り組んでいる。

 今回の協定締結によって、同社の強みを生かしつつ、木材の利用を促進し、森林資源・木材の価値向上を図ると共に、新築住宅事業の枠を超えた新たな商品・技術の開発などの多様な取り組みを展開し、地域経済の活性化への寄与を目指す。