LIXIL住宅研究所は今年8月5・6日にウェブ上で実施した、戸建てに住む20代以上の全国の既婚女性550人に実施した蓄電池付ZEH住宅に関する調査の結果を公表した。
蓄電池付ZEH住宅については、「絶対に蓄電池付ZEH住宅したいと思う(している)」が24.5%、「できれば蓄電池付ZEH住宅したいと思う(検討している)」が37.6%と、「蓄電池付ZEH住宅」を支持する回答は62.1%に上った。その理由で最も多かったのは「災害時に電気が使えて安心だから」(37.1%)、次いで「太陽光発電で電気が作れるので年間を通して光熱費を削減できるから」(36.8%)、「冬場の暖房費を大幅に削減することができそうだから」(33.3%)、「冷房効率が高いため電気代を節約できそうだから」(31.6%)と続いた。
一方、蓄電池付ZEH住宅にする際に許容できるイニシャルコスト高は、「約100万円アップ」(30.7%)、「約200万円アップ」(20.2%)となり、約200万円以内が過半を占めた。また、蓄電池付ZEH住宅にすることで年間に削減したい光熱費の金額は、「月1万円(年間12万円)程度」(27.2%)、「月2万円(年間24万円)程度」(25.7%)、「月3万円(年間36万円)程度(21.9%)と、月1万円から3万円の削減を求める回答が74.8%を占めた。