建設テック企業のBALLAS(東京都中央区)は、建設業法第3条に基づく「建設業許可」を取得した。同社が自ら建設業の許可を取得することで、高い解像度で新しい技術を取り入れながらプロダクト開発を強化していく。
同社は現在、メーカーとしての機能を備え、集合住宅やビルなどの建築領域や、工場などのプラント領域向けに、建設部材の調達サービスの提供で建設DXを支援している。「設計データの自動生成」をはじめとするソフトウェア技術を生かし、一品一様の建設部材を半量産・カスタマイズ品として、発注者である建設工事会社や、受注者である製作・施工会社などに提供している。今後は、建設業許可事業者としての視点や立場からも、建設部材の設計・生産、施工に関わるデータの利活用を加速していく。