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大阪・茨木工場跡地約6・5ヘクタール売却へ 大日本住友製薬

 大日本住友製薬(大阪市中央区)は2020年6月26日、大阪府茨木市の「茨木工場」(敷地約6・5ヘクタール)の譲渡を決議した。医薬品生産機能は同社鈴鹿工場(三重県鈴鹿市)に移転している。譲渡先は明らかにしていないが、競争入札で決めたもようだ。譲渡益は167億円。2020年7月初旬に譲渡契約を締結し、同年10月初旬に引き渡す予定。

 茨木工場は、住友化学が1962年に当時の最新技術を導入したS造2階建ての新工場として操業を開始。2019年4月に生産機能を鈴鹿工場に移転し、閉鎖していた。所在地は大阪府茨木市蔵垣内1丁目地内の敷地約6万4509平方メートル。JR京都線千里丘駅、阪急京都線南茨木駅からそれぞれ徒歩15分程度に位置する。