住まい・暮らし・文化

気密測定器を小型・省力化 ヤマイチ

 建築資材販売・不動産事業などを手掛けるヤマイチ(富山市)はこのほど、一人で持ち運びができ、操作が簡単な小型気密測定器「Dolphin2」の全国発売を開始した。
 気密測定器は、「C値」と言われる気密性能(住宅のすき間の量)を測る機器。従来の気密測定器は大きく操作しづらいこともあり、工務店が自社で気密測定を行うことは難しかったが、同商品は全長800ミリで、従来比30%の軽量化を実現。一人で持ち運び、測定することができる。
 また、測定したデータはその場でUSBメモリに記録でき、報告書の簡易作成もでき、省力化が図れる。
 同社では、気密測定がしやすくなり、気密性能を考慮した高性能住宅が増えることで日本の住環境をよくしたいとの思いで、同商品を開発・販売したとしている。
 詳細は、同社のホームページ(https://h1s.jp/dolphin/)まで。