マンション・開発・経営

築48年、自社分譲マンションの建て替え事業協力者に 東急不動産

 東急不動産はこのほど、同社が70(昭和45)年に分譲したマンション「東急アルス本郷」(東京都文京区)の建て替え事業について、管理組合の承認を受けて事業協力者として選定された。
 同マンションは、同社の都市型分譲マンションブランド「アルス」シリーズの第1号物件。東京メトロ・都営大江戸線本郷三丁目駅から徒歩5分と交通利便性が高い立地で、建物は鉄骨鉄筋コンクリート造りの地上10階建て。総戸数は64戸。70年11月の竣工から約48年が経過し、老朽化などの問題を抱えていたため、10年以上にわたって住民間で建て替えを検討。そして6月に建て替えへ向けた事業協力者選定が行われ、8月31日付で同社が選定された。
 同社は「今後は『マンションの建て替え等の円滑化に関する法律』を活用し、23年度の完成を目指し、管理組合と事業を推進していく」とコメントしている。