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ビル経営者の景況感、改善続く 東京ビル協調べ

 東京ビルヂング協会はこのほど、四半期ごとに実施している「ビル経営動向調査」(7月期)を発表した。ビル経営者の景況感は賃料、空室共に改善が続いることが分かった。

 3カ月前と比較したビル経営者の景況感指数(肌で感じた景況感を訊ねて指数化)は、賃料水準景況感が12.2、空室景況感が19.9で、いずれも2桁のプラスとなり景況感の改善を維持した。3カ月後との比較でも、賃料水準景況感が18.8、空室景況感が23.2で改善が続く見込み。

 また、東京23区の新規賃料(共益費込み、1坪当たり)については、上限が2万6124円(前回調査時2万6500円)、下限が1万6657円(同1万6786円)だった。平均空室率は5・5%で、横ばいだった。

 協会会員162社から回答を得た。回収率は59.8%。