マンション・開発・経営

東京のAグレードオフィス賃料、上昇幅が徐々に加速 JLL調査

 総合不動産サービス大手のジョーンズ ラング ラサール(JLL)が独自に分析した「プロパティクロック(不動産時計)2013年第1四半期」によると、東京のAグレードオフィス(中心業務地区にあり、面積・建物高さなど一定の水準を満たすグレードの高いオフィスビル)賃料は現在「上昇加速」フェーズにあり、賃料上昇の加速度が徐々に増している。同社では、「政権交代後、異次元ともいわれる日銀の更なる金融緩和策などもあり、上昇は今回で4四半期連続となった。Aグレードオフィスの賃料上昇のスピードがますます増していることが、最新の不動産時計にも表れている」との分析だ。

 なお、同社の「不動産時計」は、世界の主要都市の賃料動向を時計に見立てて『見える化』した独自の市場分析ツール。四半期ごとに発表している。