開発・企業 総合

三菱地所、マッチングギフト活用し被災企業を継続支援

 三菱地所は東日本大震災被災地支援の一環として、マッチングギフト制度を活用し、ミュージックセキュリティーズ株式会社が組成、運営する「セキュリティ被災地応援ファンド」への社員の出資に対して、会社として応援金を負担することを決めた。
 ミュージックセキュリティーズは三菱地所の新丸ビルに入居するベンチャー企業で、これまで三菱地所が同社の事業サポートを行ってきた。同ファンドは2011年にスタートし、これまでに被災企業36社のファンドを組成。全国の延べ2万4000人を超える支援者から約8億6500万円の再建資金を集めた。
 マッチングギフトは、社会貢献を目的とした寄付や義援金を募る際に寄せられた金額に対して企業や団体側が一定比率の額を上乗せし、寄付金額を増やす仕組み。