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8月・住宅着工戸数、3カ月連続で前年比減も増加基調変わらず

 国土交通省の調査によると、8月の全国の新設住宅着工戸数は7万7500戸で前年を5.5%下回った。持家、貸家、分譲住宅ともすべて前年比減で、これで3カ月連続で下回る結果となった。ただ、年率換算値の88万8000戸は、2009年度実績(約77.5万戸)、2010年度実績(約81.9万戸)、2011年度実績(約84.1万戸)を上回る数字。国交省では、前年の住宅エコポイント終了前の駆け込み需要などからここ数カ月は前年比減が続いているが、全体的には増加基調にあると判断している。