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賃貸住宅のメンテナンス資金で積立制度 パナホーム

 パナホームとパナホーム不動産は、賃貸住宅オーナー向けに、計画的な建物メンテナンスをサポートする「リフレッシュ工事金積立制度」を導入した。外壁塗装工事などに必要な資金の一部を賃料収入の中から毎月積立てていく。将来の費用負担に備えるもの。
 資金の積立てには、りそな銀行が新たに商品化した「賃貸住宅修繕積立金管理信託」を利用する。
 今回の制度は、パナホーム不動産の「一括借上げ制度」を利用しているオーナー向け。流れとしては、オーナーとりそな銀行が信託契約を結ぶ。そしてパナホーム不動産が、毎月回収した家賃の中から管理手数料と積立金相当額を差し引いたものをオーナーに支払う。積立金は、りそな銀行に送金され、個々のオーナーの口座にリフレッシュ工事金として積立てられる。
 積立金額は、一括借上げ制度の1契約当たり、初回が5000円で、2回目以降が新築時借上賃料の3%以上となる。