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不動産の景気DI、2カ月連続で悪化 帝国データ調べ

 帝国データバンクがこのほどまとめた景気動向調査によると、不動産分野の4月・景気動向指数(景気DI)は29.2(前月比1.4ポイント減)となり、2カ月連続で悪化した。
 判断理由に、「震災後は消費者・投資家共に不動産取得に慎重」「建材・設備などの納期の遅れにより予定していた竣工がずれた」「特に外国人投資家の撤退など地震や原発の不安からくる投資意欲が低下」などの声があり、一次取得層や投資家のマインドが低迷していることなどが背景に伺える。