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西武信用金庫と「置き配」サービス普及で提携 ライナフ

 ライナフ(東京都文京区)は、西武信用金庫(東京都中野区)と、「ビジネスマッチング契約」を締結した。西武信用金庫と取引で接点のある不動産管理会社に向けて、ライナフが展開している「スマート置き配」とスマートロック「NinjaLockM」の導入活用を協業で訴求していく。

 物流業界では、深刻化する人手不足の中、荷物の再配達が課題にある。車両からの二酸化炭素の排出量が増えるリスクがある。物流業界に限らず、日本全体の環境問題にも影響を与えている。ライフは、スマートロック技術を軸としたサービス「スマート置き配」を提供している。エントランスの鍵をデジタル化することで、オートロック付きマンションでも荷物の配達員が置き配ができるよう、支援している。現在、同サービスは、全国約1万8000棟で導入されている。

 また、住宅向けスマートロック「NinjaLockM」は、セキュリティ性と利便性を同時に実現でき、入居者の鍵を持つ手間をなくせる。管理会社の内見などの業務も効率化できるとして、導入活用を訴求していく。