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北海道で系統用蓄電池施設を着工 三菱HCやサムスン物産など

 三菱HCキャピタルエナジー(東京都千代田区)、三菱地所(東京都千代田区)、サムスン物産(韓国・ソウル市)、大阪ガス(大阪市中央区)の4社が出資する「上長都ひかり蓄電」(東京都中央区)は、北海道千歳市上長都地内の敷地約6600平方メートルで、系統用蓄電池設備の設置に向けて工事に着手した。2027年1月の運転開始を目指している。

 再生可能エネルギー(以下・再エネ)の普及に伴い、再エネの出力変動を補完できる蓄電池の必要性が高まっている。4社で進めていく系統用蓄電池事業は、蓄電池の充放電を行うことで、電力需給の安定化を目指す。今回の系統用蓄電池は、リチウムイオン方式で、出力25メガワット、容量50メガワット/アワーの仕様規模で設置する。