マンション・開発・経営

不動産経済研調べ、超高層マンション計画、11万1600戸に増加

 不動産経済研究所はこのほど、全国で建設・計画されている超高層マンション(20階建て以上)動向(2024年)を発表した。それによると、2024年以降に完成を予定している超高層マンション(2024年3月末現在)は321棟、11万1645戸で、前回調査時(2023年3月末時点)に比べて93棟・1万5161戸増加している。

 なお、2024年に完成する超高層マンションは、2023年から完成がずれ込んだ物件などがあるため、1万5000戸台と増加が続く。その後も東京都心部や湾岸エリアだけでなく、地方中核都市でも大規模タワーや複合再開発プロジェクトなどが数多く控えていることから、2025年は1万4000戸ほど、2026年は2万5000戸ほどの住戸が完成する見込みだ。