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ケイアイスター不、冬季デフリンピック競技の日本代表選手団に選出

 ケイアイスター不動産のパラ競技者による「ケイアイチャレンジドアスリートチーム」の所属選手4人と同チームの山本典城ディレクターが、3月2~12日にトルコ・エルズルムで開催される第20回冬季デフリンピック競技大会の日本代表選手団に選出された。今回選出されたのは女子デフフットサル競技の川畑菜奈選手、岩渕亜依選手、酒井藍莉選手、中井香那選手で、山本氏は同競技の監督として参加する。同競技の女子日本代表チームは昨年11月にブラジルで開催された世界大会で優勝しており、いずれも、山本監督と共に優勝に貢献した。

 「ケイアイチャレンジドアスリートチーム」は「日本一挑戦するアスリートチーム」を理念に掲げ、19年4月に発足。現在はデフフットサル、デフサッカー、ろう者柔道、車いすバスケットボール、車いすバドミントンの各競技のパラアスリート9人が所属。トレーニングと競技を続けながら、社内研修の講師や商品開発に携わると共に、イベントや体験会など、パラスポーツ認知向上のための啓もう活動を展開。これまで、埼玉県本庄市を中心に県内外の企業や自治体、教育機関などと連携した体験会や同社によるパラスポーツの冠大会開催などを通じ、延べ1200人以上の参加者に体験の機会を提供している。(※写真は左から中井選手、岩渕選手、山本監督、川畑選手、酒井選手)