売買仲介

自宅売却理由で「不要物件の処分」の割合増加 AndDo調べ

 AndDoホールディングスが実施した「第3回不動産売却・購入に関するインターネット調査」によると、不動産売却の理由は「住み替え」が23.3%で最も多く、次いで「不要物件の処分(19.1%)」「相続(11.9%)」「まとまったお金が必要(同)」となった。前回調査(2024年)と比較して回答順位などに大きな差は見られなかったが、「不要物件の処分」については前回から4.7ポイントの増加となった。

 一方、不動産購入の理由では「良い物件を見つけたから」が18.2%で最も多く、次いで「老後の住まいのため(10.5%)」「資産形成のため(10.1%)」となった。前回調査で12.4%を占めて同率1位だった「賃貸の家賃がもったいない」は2.9ポイント減らして5位となっており、物件価格の高騰や住宅ローン金利の上昇などの影響が推測される結果となった。

 同調査は、今年4月にインターネットで実施。2024年4月からの1年間で自宅を売却した377人、購入した455人(計832人)が回答した。