総合

住宅施工の自主検査の標準化で新サービス開発へ ANDPAD

 クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を運営するアンドパッド(東京都千代田区)は、住宅業務向けに提供している検査品質標準化を支援する「ANDPAD検査」を機能刷新し、新製品として2023年の春以降に提供を始める。従来機能の検査結果の入力に加え、是正対応状況の一元管理や、現場を横断した検査の進ちょく状況の把握をできるようにする。これに合わせ、先行ユーザーの募集を開始した。
 住宅施工時の工程内自主検査を標準化でき、複数現場の検査状況をリアルタイムに把握し、施工品質の向上に期待できる。具体的には、検査シートのテンプレートを作成し、検査項目や業務の標準化ができる。専用アプリで検査の合否結果の入力や写真登録もできる。是正対応の担当者が同システム上で検査結果を確認して是正指示を行え、情報共有を容易にして対応漏れを防げる。