政策

10月から省エネ・再エネアドバイザーを無料派遣 東京都

 東京都は、電力のHTT(減らす、創る、蓄める)を推進し脱炭素社会の取り組みを加速するため、既存マンション等の省エネルギー化対策を進めている。マンションの共用部分について省エネルギー化等を推進するためマンション管理アドバイザー制度に2つの新コースを設置し、10月1日からマンション管理組合等を対象に「省エネ・再エネ導入アドバイザー」の派遣を開始する。実施機関は東京都防災・建築まちづくりセンター。
 新設コースは、(1)建築および電気のアドバイザー2人がマンションを訪問し、図面や修繕履歴、現地を調査してアドバイス。(2)(1)の結果を踏まえた提案書の作成・説明と省エネ化・再エネ化に向けたアドバイス。利用対象者は、マンション管理組合、賃貸マンションの所有者等。
 派遣料は各コース5万600円。ただし、両コースの一括利用の場合、都の助成で派遣費用が無料となる(実施対象は約20管理組合等を予定)。詳細は同センター、電話03(5989)1453。