投資

ファーストロジ調査、区分マンション価格の上昇ストップ

 不動産投資サイト「楽待」を運営するファーストロジックはこのほど、同サイトの投資用不動産市場の調査結果を発表した。一棟アパート、一棟マンション、区分マンションを対象に21年10~12月を調べたところ、区分マンションの利回りが2四半期連続で上昇し、価格も減少傾向となった。4~6月期から続いていた価格上昇傾向にストップがかかった。一方、一棟マンションは価格が上昇し、18年7~9月期ぶりの平均価格2億円となった。

 個別に見ると、区分マンションの価格は1611万円(前期比83万円減)となり、利回りが7.17%(同0.33%上昇)だった。一棟マンションは、価格が2億0066万円(同1246万円増)で利回りが7.68%(同0.29%低下)だった。一棟アパートは、価格が6699万円(同32万円減)となり、利回りが9.04%(同0.15%低下)となった。