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不動産業の倒産件数、2カ月ぶりに減少 東京商工リサーチ調べ

 東京商工リサーチが8月11日に発表した7月の不動産業の倒産状況によると、倒産件数は23件で2カ月ぶりに減少した。4月7日の緊急事態宣言による裁判所の一部業務縮小などで5月は低水準(5件)を記録し、翌6月は反動で37件に増加していたが、7月は一転して減少となった。
 同社では今後の見通しとして「新型コロナウイルスは業種や地域を問わず多くの企業に影響を与えている。メーカーやホテル運営会社の経営破綻が不動産事業者に影響を及ぼす可能性がある。そのため新型コロナの収束次第では不動産業の倒産が増加する恐れがある」としている。