政策 賃貸・管理

「既存住宅購入+リフォーム」、50万円補助の申請期間延長 国交省

 国土交通省はこのほど、「既存住宅流通・リフォーム推進事業」の交付申請を、2013年2月15日まで延長すると発表した。

 同事業は、「住宅ストックの品質向上、既存住宅の流通活性化」を目的としたもので、既存住宅の流通に際して、「リフォーム工事」「住宅瑕疵担保責任保険法人による検査」「瑕疵保険への履歴情報の蓄積」などを行う事業について、リフォーム工事費用などの一部を補助する事業。「既存住宅購入後、リフォームして住む」というエンドユーザーに対し、リフォームや瑕疵保険への加入などを条件に、1戸当たり最大50万円を補助するものだ。

 10年度から同様の事業を展開しているが、今回から、「住宅取得者、リフォーム施工業者、宅建業者などの関係者で調整して、補助金の受け取りなどに関する規約を締結すること」を要件として追加していたため、手続きが間に合わない状況などが生じていたことから申請期間を延長した。国交省では、「宅建業者とリフォーム業者で連携を図り、リフォームした既存住宅の魅力を伝えていただきたい」と話している。