総合

事業承継(下) 持続可能な会社経営へ 将来の稼ぐ力で選別 買い叩かれない利益率を M&Aは中小企業の活路となるか

 後継者がいない、見つからない。こうしたケースは会社を畳むしかないのか。会社の存続に向けてM&A(企業の買収・合併)を模索する手立てもあるが、なかなか難しいのが実態だ。M&Aを仲介する会社は優良企業の売り案件を探す。業績の悪い会社や将来性の乏しい会社は仲介する会社から避けられるため、高い評価を受ける筋肉体質の企業にしておくことが欠かせない。時間をかけずに事業規模を拡大したい企業が少なくない中で、そこにアピールできる特徴や強みを持っているかがカギとなる。自社の能力を明確に認識した上で他社に助けを求める方法を探った。

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